看護師は国家資格がとれて、いろんな職業に就ける今も昔も人気の資格です。毎年6万人弱の受験者のうち、9割近くが合格します。資格取得後は、看護師として働けますが、希望して取得した資格にもかかわらず、いざ働く時に「自分が看護師に向いているタイプか」と不安になったりする人もいます。不安を取り除くには、事前に業務内容や勤務先の在り方を冷静に判断するのが一番です。看護師に向いている人の性格を業務内容と照らし合わせて判断してみるのも得策です。
看護師に向いている人は、体力がある人です。どんな診療科目の看護婦でも体力と自己免疫力は必須です。日頃から体を鍛えている人も自己管理ができる人ですので向いています。夜勤や立ちっぱなしの仕事は体の弱い人では耐えられません。総合病院やクリニックで仕事をするならば体力をつけましょう。もう1つは、学習意欲がある人です。医療技術は日進月歩し、ニューノーマルと言われるほど常識が覆される事もあります。新しい事に積極的に目を向けられるような性格は看護師にも向いているといえるでしょう。
看護師の中でも耳鼻咽喉科の看護師に焦点をあてるならば、誰とでも話ができる人は向いています。耳鼻咽喉科に限らず医療はチーム制で行われており、集団で患者をケアします。自分勝手に動くのではなく、患者や医者、病院なら他の科の看護師や医者に対してもきちんと話ができる人は向いています。人に何かを伝える語彙力や対人能力が高い人は、幅広い患者を対応しなくてはならない耳鼻咽喉科の看護師に向いているでしょう。