耳鼻咽喉科で働く看護師の一日は、非常に時間に追われています。総合病院に勤務する看護師の場合、入院病棟と外来病棟で異なります。また、クリニックは個人病院ごとにルールを設けているため、総合病院とも異なります。耳鼻咽喉科のクリニック勤務における看護師の仕事内容は主に外来の対応です。クリニックは、ベッド数が19床以下の病院を指すため、耳鼻咽喉科のクリニック場合は外来のみの所もたくさんあります。さらに、夜間対応も認定機関以外はありません。耳鼻咽喉科といっても勤務する病院によってかなり差があることを知っておきましょう。
耳鼻咽喉科の主な仕事は、まず外来を迎える準備を行った後、9時前後からお昼ぐらいまで外来を受け付けます。午前中の外来はクリニックによって異なりますが、中には午前中は診療を行っていないクリニックもあります。看護師は、診療中に使った器具はまとめて高圧洗浄を行ったり、午後の診察の準備もしなくてはいけません。
午後は、午前同様診察が続きます。小さなクリニックだと患者が少ないと時間に余裕がありますが、メニエール病やてんかんなど急に一刻を争う患者の診察も行うため、常に緊張感を持って仕事に当たります。いかなるどんな状況でも冷静に速やかに対処が必要です。診療は終了時刻は、クリニックによって異なります。最近では、仕事をしている患者のために遅くまで診療を設けているクリニックも増えてきました。耳鼻咽喉科で働きたいのなら、勤務時間や仕事内容をしっかりチェックしておくことが大切です。